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社長と社員のブログBLOG

相続した家に誰も住まないと維持費はいくらかかる?放置リスクと対策を解説

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相続した実家をそのままにしている方は多いですが、誰も住まない家は想像以上のスピードで持ち主の資産を削っていきます。
いつか使うかもしれないという曖昧な気持ちが、結果として数百万円単位の損失に繋がることも珍しくありません。
特に維持費の問題は、一度発生し始めると家を手放すまで止まることなく家計に重くのしかかります。
目に見える出費だけでなく、建物そのものの価値が失われていく現実にも目を向ける必要があります。
誰も住まない家を所有し続けることの本当のリスクをご紹介します。

誰も住まない家を維持するために毎年払い続けるコストの実態

固定資産税や都市計画税は住んでいなくても毎年確実に徴収される

家を所有しているだけで発生する最も大きな負担が、固定資産税と都市計画税です。
これらの税金は、物件を一切使っていなくても、毎年1月1日時点の所有者に対して機械的に課税されます。
特に都市部や立地の良い場所にある実家の場合、年間で数十万円に達することも少なくありません。
今のところ法改正により管理不全とみなされれば税率が上がるリスクもあり、支払うだけの「負債」となる可能性を秘めています。

庭木の剪定や定期的な清掃など最低限の管理にも多額の費用がかかる

誰も住んでいなくても、近隣住民への配慮から最低限の管理は欠かせません。
放置された庭木が隣家に侵入したり、雑草が猛烈に生い茂ったりすれば、クレームやトラブルの原因となります。
これらを専門業者に依頼すれば、1回の作業で数万円の出費が重なります。
自分で通って作業する場合でも、往復の交通費や貴重な休日を費やすことになり、目に見えないコストとして確実に積み上がっていきます。

火災保険の加入や光熱費の基本料金など月々の固定費が家計を圧迫する

空き家であっても、火災や台風被害に備えて火災保険への加入は継続すべきですが、空き家向けの保険料は居住用よりも割高に設定されることが一般的です。
また、通水や掃除のために電気・水道を契約し続けていれば、たとえ使用量がゼロでも毎月基本料金が発生します。
一つひとつは小さな金額に見えても、年単位で見れば無視できない額となり、何ら利益を生まない物件のために大切なお金を払い続けることになります。

空き家を放置することで加速する建物の劣化と資産価値の暴落

人の出入りがない家は湿気や埃により想像を超えるスピードで傷む

建物は、人が住まなくなった瞬間に驚くほどの速さで傷み始めます。
窓を閉め切ったままにすると室内に湿気がこもり、カビが発生して柱や壁の内部を腐食させていきます。
また、埃が積もることでシロアリなどの害虫を寄せ付けやすくなり、構造部分に致命的なダメージを与えることもあります。
空気の循環がない家は、1年も放置すれば素人目にも分かるほど「古びた印象」に変わり、資産価値を大きく損なってしまいます。

給排水設備や給湯器は使わない期間が長いほど再起不能な故障を招く

目に見える部分だけでなく、目に見えない設備の劣化も深刻です。
水道を長期間使わないと配管内のサビが進行し、いざ使おうとした時に水漏れを引き起こしたり、異臭が発生したりします。
特に給湯器などの精密機器は、通電や稼働がない状態が続くと基板や内部パーツが固着し、再起不能な故障を招きやすくなります。
将来住むつもりで残していても、住む際には数百万円規模の設備改修が必要になる本末転倒な事態に陥りかねません。

不動産価格の高騰に期待して持ち続けるよりも今売却すべき理由

「もっと価格が上がってから売りたい」と考える方もいますが、プロの視点では、一般的な住宅地で今後価格が劇的に跳ね上がる可能性は極めて低いと言わざるを得ません。
むしろ、建物が古くなることによるマイナス評価の進行スピードの方が、地価のわずかな上昇分を上回ってしまうケースが圧倒的です。
将来活用する明確な予定がないのであれば、維持費を払い続けて建物を腐らせる前に、需要がある今のうちに売却して現金化することが最も賢明な選択となります。

まとめ

相続した家を「誰も住まないまま」所有し続けることは、経済的に見て大きなマイナスを抱え続けることに他なりません。
毎年かかる税金や管理費、そして凄まじいスピードで進行する建物の劣化は、あなたの資産を確実に目減りさせていきます。
不動産価格の上昇に期待して先延ばしにするよりも、維持費がかからないうちに手放す方が、結果として手元に残る利益は大きくなるはずです。
住む予定がないのであれば、決断を先送りにせず、早めに出口戦略を立てることが大切です。
まずは一度、今の家がいくらで売れるのかを現実的に知ることから始めてみてください。

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