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実家売却のタイミングはいつ?親が元気なうちが良いの?

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実家を売却するタイミング、悩んでいませんか。
特に、親御さんが元気なうちに売却すべきか、それとも相続してから売却すべきか、どちらが得策か迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、実家売却のタイミングについて解説します。

□実家売却のタイミングはいつ?

実家を売却するタイミングには、大きく分けて相続する前と相続後の2つの選択肢があります。

1: 相続してから売却する

親や家の所有者が亡くなった後に相続してから売却するという方法です。

この選択肢は、所有者が長年住み慣れた家を手放したがらない場合に有効です。
相続後に売却を検討する場合、相続税に注意が必要です。
実家の評価額が相続税の基礎控除額(3,000万円+600万円×法定相続人の数)を超える場合は、相続税の支払いが発生します。

さらに、売却時には譲渡所得税や住民税がかかる可能性があるため、税制面の注意も必要です。

2: 所有者が健全なうちに売却する

親が亡くなる前に、まだ健在で意思決定が可能なうちに売却するという方法もあります。

この選択肢では、売却資金を老後の生活費や医療費、葬儀代などに充てたり、子供や孫へ生前贈与することも可能です。
さらに、居住用財産の売却には「3,000万円の特別控除」が適用されることがあり、売却益から最高3,000万円まで税金が控除されます。
ただし、所有者が住まなくなった日から3年目の12月31日までに売却する必要があるという期限に注意が必要です。

一方で、売却後の住まいの確保についても慎重に検討する必要があります。
実家が空き家になり、空き家問題が発生する前に売却する方が望ましいケースも多く、認知症などで判断能力が失われた場合には、成年後見人の申し立てが必要になり、手続きが複雑化するリスクがあります。

□親が元気なうちに売却するメリットとデメリット

親御さんが元気なうちに売却するメリットは、親御さんの意向を尊重し、売却資金を有効活用できる点です。
例えば、売却資金で老後の生活費や医療費を準備したり、子供や孫への生前贈与に充てることも可能です。
また、親御さんが元気なうちに売却することで、相続税の負担を軽減できる可能性もあります。

一方、デメリットとしては、親御さんの住居問題や売却後の生活費などが考えられます。
親御さんが住む場所を確保したり、売却後の生活費をどのように賄うかを事前に計画しておく必要があります。
また、親御さんの心情面も考慮し、売却について納得してもらえるように丁寧に説明することが大切です。

□まとめ

実家の売却タイミングは、相続する前と相続後の2つあります。
親御さんが元気なうちに売却するメリットとデメリット、相続してから売却するメリットとデメリットを比較検討し、あなたにとって最適な選択をしましょう。

必要であれば、専門家である不動産業者や税理士などに相談することも検討しましょう。
当社では、お客さま一人一人に寄り添った、地元の不動産会社にしかできない柔軟な提案をしています。
不動産売却に興味のある方はぜひ当社までご相談ください。