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不動産売却の種類とは?売却方法4つのメリット・デメリットを比較

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老後資金の不安、子どもの教育費、急な出費など、人生には様々な局面でまとまった資金が必要になることがあります。
所有する不動産は、そうした資金調達手段の一つとして有効活用できます。
しかし、不動産売却には、様々な方法があり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。
最適な方法を選ばなければ、思わぬ損失を招く可能性も。
 
そこで今回は、不動産売却の方法を比較しご紹介します。

不動産売却の種類

 

仲介売却の特徴

 
仲介売却は、不動産会社が売主と買主の仲介を行い、売買契約を成立させる方法です。
最も一般的な方法であり、市場価格に近い価格で売却できる可能性が高いのがメリットです。
ただし、買い手が見つかるまで時間がかかる場合があり、その間、広告費用や管理費用がかかる可能性も考慮する必要があります。
媒介契約には、一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約の3種類があり、それぞれ不動産会社への依頼内容や売主の活動範囲が異なります。
専属専任媒介契約では、売主が独自に買い手を見つけることはできません。
 

不動産買取の特徴

 
不動産買取は、不動産会社が直接不動産を買い取る方法です。
買い手を探す手間や時間がかからず、迅速に現金化できるのが大きなメリットです。
しかし、仲介売却に比べて売却価格は低くなる傾向があります。
市場相場の6~8割程度になるケースも多く、売却価格を重視する場合は、慎重な検討が必要です。
また、すべての不動産会社が買取制度を設けているわけではありません。

任意売却の特徴

 
任意売却は、住宅ローンなどの債務が返済困難になった場合に、金融機関の同意を得て不動産を売却する方法です。
競売に比べて市場価格に近い価格で売却できる可能性があり、債務の負担を軽減できるメリットがあります。
しかし、連帯保証人の同意が必要な場合や、残債と売却価格の差が大きい場合は、金融機関が売却に難色を示す可能性もあります。
また、任意売却の実績が豊富な不動産会社は少ないため、専門知識を持つ不動産会社を選ぶことが重要です。
信用情報への影響も考慮する必要があります。
 

買取保証付き仲介の特徴

 
買取保証付き仲介は、一定期間内に希望価格で売却できなかった場合、不動産会社が買い取るという保証が付いた仲介方法です。
希望価格で売却できる可能性と、確実に現金化できるという安心感の両方を兼ね備えています。
しかし、買取となった場合、仲介売却に比べて売却価格は低くなる可能性があります。
また、すべての不動産会社が買取保証付き仲介を提供しているわけではありません。
 

不動産売却のメリット

 

仲介売却のメリット

 
仲介による売却は、市場価格に近い金額で売れる可能性が高く、不動産会社が販売活動の多くを担ってくれるため、売主の負担は比較的少なくて済みます。
さらに、専門家のサポートがあることで、契約上のトラブルも未然に防ぎやすく、安心して進められます。
 

不動産買取のメリット

 
買取は、買主探しが不要で、早期に現金化できるのが大きな魅力です。
周囲に知られずに売却を進めたい場合や、物件の状態がそのままでも受け入れてもらえるケースが多く、事情を抱える売主にとって心強い選択肢です。
 

任意売却のメリット

 
ローンが残っている不動産でも売却が可能であり、競売よりも高値で売れるチャンスがあります。
債務整理の一環として活用されることもあり、引越し費用を一部売却代金に組み込める可能性もあるなど、生活再建を図る手段として有効です。
 

買取保証付き仲介のメリット

 
まずは仲介で販売を行い、一定期間内に売却できなかった場合には不動産会社が買い取る仕組みのため、「売れ残り」のリスクを抑えつつ、希望価格での売却を目指せます。
状況によっては仲介手数料がかからない点も魅力です。
 

不動産売却のデメリット

 

仲介売却のデメリット

 
買い手が現れるまでに時間がかかる場合があり、その間の対応や内見対応などに手間がかかります。
また、売却成立時には仲介手数料の支払いが発生します。
 

買取売却のデメリット

 
スピーディーに売れる一方で、価格は仲介売却に比べて下がる傾向があります。
また、すべての不動産会社が買取サービスを提供しているわけではないため、選択肢に制限がある点も注意が必要です。
 

任意売却のデメリット

 
手続きには連帯保証人の同意が必要となる場合があり、関係者との調整が必要です。
金融機関によっては売却に難色を示すこともあり、場合によっては競売へ移行するリスクや、信用情報に記録が残る可能性もあります。
 

買取保証付き仲介のデメリット

 
買取となった場合、価格は仲介売却より低くなることが一般的です。
また、買取保証付き仲介を提供している不動産会社は限られており、利用できるケースが限定される点には注意が必要です。
 

まとめ

 
不動産売却には、仲介、買取、任意売却、買取保証付き仲介の4つの主な方法があります。
それぞれの方法には、売却価格、スピード、手間、リスクなど、様々なメリット・デメリットがあります。
売却の目的や状況、そして時間的な余裕などを考慮し、ご自身の状況に最適な方法を選択することが重要です。
 
依頼前にしっかりと情報を集め、比較検討することで、より良い条件で売却を進めることができます。
専門家の意見を参考に、後悔のない売却を目指しましょう。
時間的な制約がある場合、迅速な現金化を優先するなら買取や買取保証付き仲介が適しているでしょう。
一方、時間をかけてでも高価格での売却を目指すなら仲介が最適です。
債務問題を抱えている場合は、任意売却が選択肢となります。
それぞれの方法の特徴を理解し、ご自身の状況に最適な方法を選んでください。
 
当社は、お客さま一人一人のお悩みに寄り添い、大手不動産会社で培ったノウハウを活かしながらご提案を行っております。
 
不動産に関してお悩みの方は、どんな疑問やご要望でもお気軽に当社にご相談ください。